安全への取り組み


冷凍野菜 安全・安心への取組み

2006年5月29日より適用されたポジティブリスト制度の導入により、原則、すべての農薬等について残留基準(一律基準0.01ppmを含む)を設定し、基準を超えて食品中に残留する場合、その食品の販売等が禁止されました。

それら全農薬等について残留しているかどうか毎回検査を行うことは現実的に不可能です。しかし、栽培の管理や履歴が確認できる原料を確実に調達することにより、お客様に自信を持って安全で安心な冷凍野菜を供給することが可能であると考えています。

そのため2002年12月中国福建省の弊社合弁工場から、指定農場による管理体制を確立してまいりました。ここでは当工場を例に、弊社の安全・安心への取組みをご説明します。

冷凍野菜 安全・安心への4本の柱

原料野菜のリスク管理システムの構築

管理システムに従った原料の栽培

  • (1) 指定農場制度方式の推進
  • (2) 農薬管理(選定と使用基準)の確立
  • (3) 残留農薬検査(土壌から製品まで)
  • (4) トレーサビリテイシステムの導入 (圃場から製品)

(1) 指定農場制度(自営農場)方式の推進

指定農場による管理基準

  • 1. 農場のリスト、地図等があり一元管理されていること
  • 2. 使用農薬リストがあり提出できること
  • 3. 栽培管理表により管理、記録がされていること
  • 4. 収穫、出荷のロット管理がされていること
  • 5. いつでも査察を受け入れること

(2) 農薬管理(選定と使用基準)

選定基準

  • 1. 産地特性や対象作物ごとに効力のある農薬を選定しています。
  • 2. 食品衛生法に基く当該作物の残留農薬基準が定められた農薬を選定し、更に基準値が0.05ppm以上の農薬を原則選定しています。
  • 3. 日本や現地、及び国際的に使用が禁止されている農薬は使用しておりません。

使用基準

  • 1. 栽培管理に連動した農薬散布を行い、管理表で記録と検証を行っています。
  • 2. 予防処置のための散布を原則に使用農薬の種類と散布量(面積と希釈倍率)を決定しています。
  • 3. 農薬の在庫管理を一元化して、計画に沿った散布量と在庫照合を行っています。

(3) 農薬の検査体制(土壌から製品まで)

福建省合弁工場における取組み

  • 1. 農薬等分析センターの設立(2002年12月)
  • 2. 日本の公的分析センターと同様の分析機器の導入(2002年12月)
  • 3. 検査・分析技術の習得(2002年12月)
  • 4. 土壌分析:栽培前の圃場土壌分析(高残留性農薬)実施
  • 5. 作物分析:各農場で使用する散布農薬の残留性を検証
  • 6. 圃場の土壌、水、収穫前の工場搬入前の生鮮原料、凍結後の半製品、最終包装済みの製品、それぞれについての残留農薬検査を実施

(4) トレーサビリテイシステムの導入

製品が出来るまでを各工程でトレース可能にしました。
圃場→原料入荷(日時・数量)→半製品(数量)→製品化までの全工程でトレースに必要な各種管理制度を導入しました。

  • 1. 圃場:栽培管理記録表(含む農薬及び肥料散布記録)
  • 2. 原料入荷:搬入原料管理表(事前の農薬検査実施)
  • 3. 生産:生産日報(半製品の農薬検査実施)
  • 4. 包装:包装日報(最終製品の農薬検査実施)

工程ごとのトレースを行い、農薬検査と連動させる事により、今まで以上に安全・安心な冷凍野菜の製品化が可能になりました。

残留農薬とは?

「農薬」とは?

農薬取締法での「農薬」とは、野菜や穀物などの農作物等を害する 「病害虫」の防除の為に用いられる「殺菌剤」や「殺虫剤」その他の薬剤、農作物の生理機能増進や抑制の為に用いられる「成長調整剤」や「発芽抑制剤」、さらに 雑草を防除するための「除草剤」や主として臭いなどで害虫を誘い寄せる「誘引剤」などをさします。また、農作物に付く病害虫を防除する為の「天敵」も農薬とみなされています。

「病害虫」とは?

農作物を害する「薗・線虫・だに・昆虫・ねずみ・その他の動植物又はウイルス」をさします。

「残留農薬」とは?

農作物にいろいろな目的で散布された「農薬」は本来の役割(殺菌や殺虫など)を果たした後に、日光や微生物で分解されたり、蒸発や雨で流れたりしてその大部分は消失していきます。
しかしながらその一部が収穫後も完全に失われずに、最終的に農作物に残る農薬のことを「残留農薬」とよびます。

安全で安心な冷凍野菜を生産する為に、弊社では、合弁工場及び協力工場で使用する原料(野菜)について、その栽培に際し各野菜に散布する農薬については、その効力(目的)ごとに農薬選定を行い、収穫時の野菜に基準値以上の農薬が「残留」する事のないよう(効力が消失する)散布時期や濃度を決めて管理しています。
また冷凍野菜を製造する工場では、入荷原料だけではなく、凍結後の半製品や最終製品まで「残留農薬」の検査を行い、安全で安心な冷凍野菜 の生産に努めています。

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